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東京都美術館
東京都美術館
〒110-0007 東京都台東区上野公園 8-36

日本オーストリア友好 150 周年記念
 「 クリムト展 ウィーンと日本 1900 」 開催
( 会期:'2019・4/23[火]~7/10[水] ) 会場: 東京都美術館(上野公園内)
記者発表会

'2018 11_9 会場:東京ミッドタウン日比谷 「日比谷三井カンファレンス ROOM1+2」 にて 「 クリムト展 ウィーンと日本 1900 」 の記者発表会が行われました。
【記者発表会・司会者】
秋沢 淳子(TBS アナウンサー)
【主催者・監修者紹介】
真室 佳武(東京都美術館 館長)
堀越 礼子(朝日新聞社 企画事業本部長補佐)
横井 仁 (TBS 事業局長)
村田 真宏(豊田市美術館 館長)
鈴木 要一郎(中京テレビ放送 常務取締役 事業局担当)

千足 伸行(成城大学名誉教授/広島県立美術館 館長)
マーカス・フェリンガー(ベルヴェデーレ宮オーストリア絵画館 学芸員)
【主催者挨拶】
真室 佳武(東京都美術館 館長)
【来賓ご挨拶】
フーベルト・ハイッス(駐日オーストリア大使)
【特別解説】―グスタフ・クリムトとその時代
千足 伸行(成城大学名誉教授/広島県立美術館 館長)
【作品解説】―主な出品作品
マーカス・フェリンガー(ベルヴェデーレ宮オーストリア絵画館 学芸員)
【作品解説】―「ベートーヴェン・フリーズ」 について
小林 明子(東京都美術館 学芸員)


日本オーストリア友好 150 周年記念

Gustav Klimt: Vienna-Japan 1900

クリムト展 ウィーンと日本 1900

 19 世紀末ウィーンを代表する画家グスタフ・クリムト (1862-1918)。 華やかな装飾性と世紀末的な官能性をあわせもつその作品は、いまなお圧倒的な人気を誇ります。 没後 100 年を記念する本展覧会では、初期の自然主義的な作品から、分離派結成後の黄金様式の時代の代表作、甘美な女性像や知られざる風景画まで、日本では過去最多となる 20 点以上の油彩画を紹介します。 ウィーンの分離派会館を飾る壁画の精巧な複製による再現展示のほか、同時代のウィーンで活躍した画家たちの作品や、クリムトが影響を受けた日本の美術品などもあわせ、ウィーン世紀末美術の精華をご覧いただく展覧会です。

ウィーンと日本 1900

 1873 年に開かれたウイーン万国博覧会では日本館が好評を博した。 このことがきっかけとなり、1900 年頃のウィーンでは本格的な日本美術の展覧会が開催されたり、専門書が刊行されたりと、日本美術が大きな注目を集めていた。 クリムトも日本美術を研究しており、甲冑や着物、浮世絵なども所有していた。
 本展ではクリムトに影響を与えた日本からの輸出工芸品や、日本への憧憬が垣間見えるクリムト作品、同時代の画家の作品を紹介する。


会期: 2019 4/23 [火] 7/10 [水] 巡回展で開催
休室日: 5 月 7 日(火)、20 日(月)、27 日(月)、6 月 3 日(月)、17 日(月)、7 月 1 日(月)
開室時間: 午前 9 時 30 分~ 午後 5 時 30 分、 (毎週金曜日は午後 8 時まで開室)
※入室は閉室の30分前まで

会場:
東京都美術館 企画展示室 (上野公園内)
主催:東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、朝日新聞社、TBS、ベルヴェデーレ宮オーストリア絵画館
   ………巡回先情報………
   会期: 2019 7/23 [火] 10/14 [月・祝] 愛知県・豊田市で開催
   会場: 豊田市美術館 (愛知県豊田市)

画像をクリックすると大きな画像でご覧いただけます。
'2018 11_9 日本オーストリア友好 150 周年記念 「クリムト展 ウィーンと日本」 記者発表会の解説・スライド映写画像と展覧会資料の抜粋文でご紹介しています。

記者発表会「クリムト展 ウィーンと日本」東京都美術館

日本とオーストリア友好 150 周年記念
「クリムト展 ウィーンと日本 1900」東京都美術館
記者発表会 '2018 11_9
会場: 日比谷三井カンファレンス ROOM1+2 (東京ミッドタウ日比谷)



待望のクリムト展、過去最大級。!

「クリムト展 ウィーンと日本 1900」 展覧会概要

 ウィーン世紀末の巨匠、グスタフ・クリムトの傑作が一堂に会する展覧会です。 輝く金箔と鮮やかな色彩で彩られた 「黄金様式」 の時代の作品を中心に、本展に出品される油彩画は国内で過去最多、20 点以上に上ります。
 全長 34 メートルにおよぶ壁画の精巧な複製展示も必見です。 クリムトと日本美術との関係を示す作品や、共に活躍した同時代の画家たちの作品も紹介します。


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'2018 11_9 日本オーストリア友好 150 周年記念 「クリムト展 ウィーンと日本」 記者発表会の解説・スライド映写画像と展覧会資料の抜粋文でご紹介しています。

「クリムト展」東京都美術館

Ⅰ. この絵はウィーン分離派が結成された直後の 1901 年に描かれました。

 グスタフ・クリムト 《ユディトⅠ》 部分 1901 年 油彩、カンヴァス
84 x 42 cm ウィーン、ベルヴェデーレ宮オーストリア絵画館
© Belvedere, Vienna, Photo: Johannes Stoll

  この作品は油彩画に初めて本物の金箔を用いた作品とされ、額縁はクリムト自身のデザインによる。 クリムトの 「黄金様式」 の時代の最初の作品とされています。 女性の官能、金の装飾、繊細なホルムの造形、他の象徴的作品と同様にクリムト自身の人生との関連が内包されている作品です。 敵将ホロフェルネスを誘惑し、その首を取ったユダヤの女性ユディトの物語を借りて女性のセクショナルな魅力の危険性の象徴としています。 首を失うということは女性の前で我を忘れるということです。

Column 「黄金様式」 の時代
クリムト作品の魅力の一つは、金をふんだんに用いた豪華絢爛な表現にあるだろう。 クリムトは中世美術やビザンティン時代のモザイク装飾などに感銘を受け、物理的に輝く素材を初期の頃から取り入れていた。 その手法は 1909 年制作の作品まで認められる。 背景や衣類の模様にほどこされた金は、画面に工芸品のような装飾性をもたらし、描かれた人物、とりわけ美しい女性像を、現実を超越した、象徴的な存在に変容させる効果をもつ。



「クリムト展」東京都美術館

Ⅱ. クリムトは日本美術に傾倒しており収集家でもありました。

 グスタフ・クリムト 《ベートーヴェン・フリーズ》 部分 1984 年 原寸大複製、オリジナルは 1901-1902 年 216 x 3438 cm ウィーン、ベルヴェデーレ宮オーストリア絵画館 © Belvedere, Vienna, Photo: Johannes Stoll

  1897 年にクリムトがウィーン美術家協会を脱退に始まるウィーン分離派は、1898-1905 年まで 8 年の間、分離派会館において継続してグループ展を開催。 第 14 回分離派展は偉大なる音楽家ベートーベンを称賛するために企画され、入口近くの長方形の空間を与えられたクリムト (40 歳頃)は、三方の壁面に帯状に、高さ 2.15 m、全長 34 mに及ぶ壮大な壁画を、ベートーベンの交響曲第 9 番に着想を得て描いたのが 《ベートーヴェン・フリーズ》 です。 黄金の甲冑に武装した騎士が幸福を求めて敵に向かい、楽園にたどり着くまでの旅路が絵巻物のように展開する。

Column 「総合芸術」
《ベートーヴェン・フリーズ》 は、1902 年の第 14 回ウィーン分離派展に際し制作された。 この展覧会は、ドイツの芸術家マックス・クリンガーが制作した大理石のベートーベン像を中心に、平面、立体、家具、装飾など多分野の作品が集う総合芸術として構想されたものであった。 展覧会のオープニングの日には、グスタフ・マーラーが編曲したベートーベンの交響曲第 9 番の一部が金管奏者によって演奏され、偉大な音楽家に対する敬意が表された。




グスタフ・クリムト

 グスタフ・クリムト (1862-1918)

 世紀末ウィーンを代表する画家。 ウィーンの美術工芸学校に学ぶ。 初期にはアカデミックな作風で才能を認められ、劇場の壁画装飾などで名を馳せる。 1897 年に保守的なウィーンの画壇から離脱し、「ウィーン分離派」 を結成すると、初代会長として分離派会館を中心に多くの展覧会を開催しながら、新しい造形表願を追求。 同時代の芸術家らとともに、絵画、彫刻、建築、工芸の融合を目指す総合芸術を志向する。 エゴン・シーレら次世代の画家たちにも多大なる影響を与えた。

1862 年 ( 0 歳 ) ウィーン郊外のバウムガルテンに生まれる。
1876 年 ( 14 歳 ) ウィーンの美術工芸学校に入学。
1883 年 ( 21 歳 ) 弟エルンストと画家フランツ・フォン・マッチュと共同で 「芸術家カンパニー」 を立ち上げる。
1897 年 ( 35 歳 ) ウィーン美術家協会を脱退し、ウィーン分離派 (オーストリア造形芸術協会) を結成。
1898 年 ( 36 歳 ) 3 月、第 1 回ウィーン分離派展が開催される。 分離派会館が 11 月に完成すると、以後ウィーン分離派展の会場となる。
1901 年 ( 39 歳 ) 《ユディトⅠ》 を制作し、初めて金箔を用いる。
1902 年 ( 40 歳 ) 第 14 回ウィーン分離派展に 《ベートーヴェン・フリーズ》 を出品。
1903 年 ( 41 歳 ) 建築家ヨーゼフ・ホフマン、画家コロマン・モーザーらがウィーン工房を設立、クリムトも参加する。
1908 年 ( 46 歳 ) ウィーン分離派を脱退。 クリムトのグループが新たに 「クンストシャウ」 を開催。
1914 年 ( 52 歳 ) 第 1次世界大戦勃発。
1918 年 ( 55 歳 ) 脳卒中で倒れ、入院中の 2 月 6 日、肺炎で死去。 享年 55 歳。 

クリムト作品の魅力 ―クリムト作品のなりよりの魅力は、華やかな装飾性と世紀末的な官能性をあわせもつ独自の様式にあろう。 金箔やガラスなど、ビザンティンや中世の美術に通じる素材が多用された絵画は、精密な工芸品のような輝きを放つ。 日本の浮世絵や琳派からの影響も少なくない。
 とりわけ女性像を得意としたクリムトは、神話や聖書に登場する女性に甘美な表情を与え、艶やかに表現しただけでなく、身近な女性をモデルに魅力的な肖像画を制作した。 また、生涯にわたり数多くの風景画を手がけたことでも知られる。


お問合せ:tel 03-5777-8600(ハローダイヤル)
展覧会 URL: https://klimt2019.jp
東京都美術館公式サイト: http://www.tobikan.jp
   会場:東京都美術館 企画展示室

主催:東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、朝日新聞社、TBS、
ベルヴェデーレ宮オーストリア絵画館

後援:オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム


参考資料:「クリムト展 ウィーンと日本 1900」 プレス説明会、PRESS RELEASE & 報道資料 、他。
※画像の無断転載禁止


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